陽気ぐらしのヒント

今日も良い日にしましょう!

井の中の蛙

井の中の蛙大海を知らず」
しばしば若者や経験の浅い方等に掛けられる諺。
「見識が狭く、狭い世界の事しか知らない」という意味だ。

最近になって続きの言葉が有ることを初めて知った。

「されど空の蒼さを知る」

言葉全体の意味としては、「見識が狭く、狭い世界の事しか知らないが、その世界の深い所や細かい事まで良く知っている」と言う前向きな意味合いになる。

天理教では、私たちの身体は、神様からお借りししている、反対に神様からみたら、人間に身体を貸しているということを、
「かしもの・かりもの」
とお聞かせくださっている。
しかし、自分自身では、表面的なことしか理解していなかった気がする。

毎日、普通に目が覚めて、普通に仕事をこなし、普通に食事を摂る。また、普通に眠りにつく。

深く考える事なく、普通に過ぎていく毎日。
神様が、どんな思いでこの身体を使って欲しいと思っておられるか?
我々は、どんな思いでこの身体を使っていけば良いのか?

自分の小さな世界すら、深い所や細かい事まで知ろうとしていなかった。

自分自身、井の中の蛙ではあるが、教祖の教えの深い所・細かい事まで理解できるよう、自分の出来得る範囲で、一つ一つやって行こうという気にさせてくれる一言だと思った。
 
担当M