タイムマシーン
子供の頃憧れた『タイムマシーン』
某アニメの主人公が、過去と未来を自在に行き来する姿に心ときめかせ、
いつか乗ってみたい!と思ったものでした。
そんなタイムマシーンのように、過去に一瞬で行ける物が
身近にあることに、最近改めて気付かされました。
それは、『写真』です。
先日、祖父の20年の法事で家族が集まった時の話です。
今のように簡単に写真が撮れる時代でもなく、割と厳格だったこともあり、祖父との思い出写真はほとんどなく、20年の月日の経過と共に祖父の写真自体を見る機会自体少なくなっていました。
そんな中で、ふとスマホに保存してある祖父母の2ショット写真を思い出し、久しぶりにじっくり眺めました。
元気だった頃の写真で、祖父母ともすごく幸せそうな笑顔をしていました。
そして、その顔を眺めるうちに、祖父母との色んな記憶が鮮明に呼び覚まされ、感謝の念でいっぱいになりました。
今の私があるのは、祖父母のお陰なんだと。
その写真を隣の息子に『これ誰か分かる?』と見せると、『ん〜誰かな?』との返事。
私としては伝えてた“つもり”でしたが、名前は知っていても顔ははっきり知らない存在だったようです。
説明すると、
『そうなんだ。お祖父ちゃんに似ているね』
と答えていました。
タイムマシーンも運転手がいなければタイムスリップできないように
写真がいくらあっても、語り手がいなければ次代には伝わらないことを学びました。
皆さんは、
大切な人の写真を残していますか?
大切な人のことを子供や孫に伝えていますか?
タイムマシーンに乗って、未来に繋げましょう♪
担当 T